私はハワイ旅行が好きなので、現在ハワイ便を運行している代表的な航空会社を例にとって、機内預け荷物の基準を調べてみました。航空会社はANA、JAL、デルタ、ハワイアン、コレアン、チャイナの6つです。ただしこれ以外にユナイテッド等の提携便もあります。
以前はそれほど厳しい制約はなかったのですが、近年石油価格の上昇や、飛行機の燃費を考慮するようになったのか、機内預け荷物にかなり厳しい制限を設けるようになっています。当然ながら、エコノミークラスの重量制限が一番厳しくなっていますので、このクラスをモデルにして話を進めます。
まず重量は基本的に23kg以内となっています。大きさはJALだけが縦横高さの三辺の合計が203cm以内、それ以外の会社はすべて158cm以内に統一されているようです。
また持ち込める個数もまた違いがあります。航空会社によっては、この個数が1個または2個まで無料となっていて(旅行者一人あたりです)、この辺りの基準はばらばらです。まとめると以下のようになります。
航空会社 | 重量(kg) | 大きさ(cm) | 個数(個) |
---|---|---|---|
JAL | 23 | 203 | 2 |
ANA | 23 | 158 | 1 |
デルタ | 23 | 158 | 1 |
ハワイアン | 23 | 158 | 2 |
コレアン | 23 | 158 | 2 |
チャイナ | 23 | 158 | 2 |
結局現状ではANAとデルタが一番厳しくて、JALが一番緩やかです。しかしこれから新しく機内預かりのスーツケース等を購入する場合は、どの航空会社を選択するかは不明なので、基本的に小さいサイズである158cmを基準にすべきだと思います。