内装

 スーツケースを買うとき、内部の様子まできちんとチェックする人は少ないかもしれません。少なくとも私はあまり気にしていませんでした。

 中を開けて気が付くことは、中央部の間仕切りの板のようなものの存在。これがあると収納したものを上から抑えてくれるので、スーツケースを片側から閉めるときに内容物がばらばらにならないというメリットがあります。

スーツケースの間仕切り

 ということはある程度丈夫なものでないといけないということです。しかしこのあたりになると見た目や手触りだけでは分かりずらく、メーカーを信用するしかないような気もします。

 またこの間仕切りを開けるとハンガーがついているタイプもあります。ビジネスで使うなら必要かもという気もしますが、結構邪魔になります。私が買ったものもついていましたが、今は取り外して使っています。

 さらに一番気になるのが、収納部分の段差。最近のスーツケースはキャリーバッグのように引っ張ることが多いので、長めのハンドルバーを格納する必要があります。

ハンドルバー格納部の出っ張り

 この格納箇所がスーツケースの内側に2本出っ張りとなります。当然ながらそこに所持品を入れようとすると、この出っ張りが邪魔してうまく収まらないことも多いです。

 内部に出っ張りがあるものをアウターフラット(スーツケースの外側がフラットになっている)と呼び、内部がフラットになっているものをインナーフラットと呼びます。

 これまたどちらを選ぶか難しいところですがインナーの場合は外側にでこぼこができるので、その部分が傷ついたり衝撃を受けやすいことは間違いなさそうです。

ハンドルがない方はフラット

 というわけで、これまた耐久性を重視するとアウター、所持品の格納しやすさをとればインナーになるのかなと思っています。

 私の場合は、中が凸凹しているなら、逆にその溝を利用して、収納物がずれないようにすればいいんだと割り切っています。また読書が好きなので、その溝の隙間に沿って、旅先で読む予定の文庫本やガイドブックを並べたりしています。